栗谷川健一展

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北海道近代美術館で行われた「栗谷川健一展―北海道をデザインした男」。
大胆な構図や色使い、ダイナミックな筆づかい。多くのポスター作品を見ることができました。

ポスターの制作年数と自分の生まれた年を見比べる。
緑や赤の反対色の組み合わせ。冬季五輪の施設があった真駒内。北海道のおおらかさ。スキーをしたときの山々の情景。札幌の街。
見ているといろんなものが一気に頭のなかに思い浮かびます。

一番すきだなと思った作品は「朝やけの滑降」。
雪の斜面を太陽が照してピンクに染まり、背景には二人のスキーヤー。手前には青でかかれた針葉樹が1本。

栗谷川さんに関しては、以前ちょっとだけお仕事でお世話になった鎌田享さんの著作、「ミュージアム新書29 栗谷川健一-北海道をデザインした男」を読むといろいろと分かります。ぜひ読んで見て!

図録買いたい…

「茜色クラリネット」公式ガイドブック

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「コトニ夢映画制作プロジェクト」は地域コミュニティと中高生で作られた映画制作のプロジェクトです。
制作された映画、「茜色クラリネット」の舞台は札幌の琴似。
思わず琴似の商店街を思い出して呑みにいきたくなってしまいます(行ったことからいきたいだけですが(笑))。
映画やプロジェクトの詳細は「コトニ夢映画制作プロジェクト」のWEBサイトをご覧ください。

そして、今回この映画の公式ガイドブックのデザインをやらせていただきました。
A5サイズの100ページの書籍です(帯には是枝裕和監督からのメッセージも!)。
紀伊國屋書店、ジュンク堂、コーチャンフォー、文教堂、ゲオ、アイブック、TSUTAYAほか、北海道内300店舗を超える書店に置いているとのこです。
内容は、この映画に関わってきた中高生や大人たちのインタビュー、琴似のロケ地紹介や琴似のキャラクター「トニ子」の秘密、映画制作のスケジュールや予算組など幅広く知ることができます。これ1冊あればどんな地域でも映画が作れる!となればいいのですがそれは思い立った地域にお任せします(笑)

もう終わってしまいましたが、3月2日には「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」で上映されました。
そして3月22日(土)からは札幌のシアターキノでも上映される予定です。


さて表紙のデザインですが、映画の設定上、「夢」が重要なキーワードになっています。
夢の中のあいまいな記憶。
夢ってはっきり覚えているものもあれば、起きて忘れていたり、覚えていてもすぐ忘れてしまったり。
思い出そうとするとすごくあいまいな輪郭が思い浮かぶだけ。
映画のなかのトニ子はぼくの印象では少し不気味な存在。それとは反対の印象を持つ色の組み合わせと形で表現。
というようなことを考えながらデザインしてみました。

自分の子どもにもこんな体験(映画制作)をさせてみたいって思ったそこのあなた!も、ぜひ読んでみてください。
大人病の人も必ず読むように。大人病を知りたい人は映画を見てください。

コトニ夢映画制作プロジェクト http://k-yumecinema.com/
シアターキノ http://theaterkino.net/